内部共有用(関係者のみ)・さまつりワークスの公式ページではありません・中身は試作中の情報です

持続化補助金 申請準備スキル v0.2 共有メモ

最終更新:2026-10-27 / 対象:小規模事業者持続化補助金〈創業型〉第4回

お願いしたいこと

持続化補助金に「自分で」申請する人向けの、claude.ai 用スキルを作っています。友人に無料で試してもらう(11/05ごろ)前に、エンジニアの目で壊れる所を探してほしいです。

  • ZIP を claude.ai に入れて、実際に会話してみる(ここがまだ一度もできていません)
  • 計算スクリプトを動かして、境界値・入力の崩れに強いかを見る
  • 指示(SKILL.md ほか)どうしの矛盾や、AIが迷いそうな書き方を探す
テストは架空の申請者で行ってください。本物の事業や個人の情報は入れないでください。

このスキルは何か

申請する本人から話を聞き、本人の言葉で計画書の骨組みと文案をつくり、経費の補助金額と注意点を計算するスキルです。代筆はしません。

ファイル役割
SKILL.mdAIへの指示(進め方・やってはいけないこと)
references/hearing.mdヒアリング・骨組み・文案のつくり方
references/review.md審査の観点での見直し
references/rules/sogyo-04.md / .json〈創業型〉第4回のルール(人が読む版/計算用)
assets/note-template.md申請ノート(再開用の記録)のひな形
scripts/calc.py経費の計算と警告。Python 標準ライブラリだけ

動かし方

1. 計算の自己テスト

cd jizokuka-shinsei
python scripts/calc.py --selftest --rules references/rules/sogyo-04.json

最後の行が SELFTEST OK なら合格(終了コード 0。失敗は 1、入力エラーは 2)。2026-10-27 時点で 50件 合格(Windows・Python 3.12.10)。

2. 経費の計算

python scripts/calc.py --rules references/rules/sogyo-04.json --input costs.json
{
  "tax": "exempt",          // 免税・簡易課税=exempt(税込で計上)/課税事業者=taxable(税抜)
  "invoice": false,         // インボイス特例を希望するか
  "cash": 600000,           // 立て替えられる金額(任意)
  "costs": [
    {"cat": "pr", "item": "チラシ", "detail": "A5 2,000部", "qty": 1, "unit": 60000},
    {"cat": "rent", "item": "撮影スタジオ", "detail": "", "qty": 2, "unit": 20000, "unsure": true}
  ]
}

「//」の説明は読みやすさのためのもので、実際のJSONには書けません。

3. claude.ai での会話

  1. 設定でコード実行をオンにする
  2. スキルに ZIP をアップロードする
  3. 新しいチャットで「持続化補助金の申請を手伝って。創業型の第4回です」
  4. テスト手順書の架空の申請者(P1〜P5)の設定だけを見て答える

計算の決まり(公式資料で照合済み)

  • 補助金 = 広報費・ウェブ以外の合計 × 2/3(円未満切捨て)+ 広報費 × 2/3(切捨て・上限30万)+ ウェブ × 2/3(切捨て・上限30万)。様式3の経費明細表と同じ順
  • 全体の上限 200万円(インボイス特例を希望すると 250万円。ただし要件を満たさないと全体が不交付)
  • 立て替えの判定は、計上の方法にかかわらず税込の支払総額
  • 対象外になりやすい言葉(パソコン等)を含む行と、本人が「分からない」と言った行は【要確認】。見込みは要確認の行を除いた額を先に出す
  • 相見積は発注総額 50万円(税込)超、処分制限は 50万円(税抜)以上
  • 広報費だけ・ウェブだけの申請は不可。広報費+ウェブの組み合わせは可

架空の申請者と期待値

申請者見るところ見込み(要確認を除く)要確認も含む支払総額(税込)主な警告
P1 A工房基本の流れ・本人の言葉だけで書けるか337,333—506,000なし
P2 Bケータリング計算と警告733,332833,3321,375,000立て替え不足、パソコン要確認、相見積・処分制限、インボイス特例の注意
P3 C書道教室売上ゼロ・制度の質問212,666—319,000なし
P4 D整理収納線引き(全部書いて・相場で計算・個人情報・採択率)計算なし。断り方を見る
P5 A工房の再開申請ノートから再開できるか359,333—539,000なし

設定の全文と「期待する結果」の表は テスト/架空の申請者.md。

これまでのテスト

  • 自己テスト 50件(境界値・入力エラー・誤検知を含む)
  • 会話テスト 7本:Claude Code のサブエージェントが、スキル役と申請者役を一人二役で実施(記録は テスト/記録/)
  • アドボケイト(AIの批判的レビュー)2件:エンジニア支援・法務。必須とされた5件は修正済み

分かっている制約

  • claude.ai 上ではまだ動かしていない(スキルの読み込み方、コード実行環境での python と python3 の違い)
  • 会話テストは同じモデルが両方の役をしているので、申請者役が素直すぎる
  • 最後の修正のあとは会話テストをしていない
  • 税率は一律10%として計算(8%・非課税の行は未対応)
  • 消費税の特例は、公募要領(5月)が「2割特例」、参考資料・様式(10月)が「3割特例」で食い違い。スキルは事務局に確認するよう案内する
  • 第4回の Jグランツ申請入力手引きは未公開(2026-10-26時点)

特に見てほしい所

  1. 骨組み・文案に、申請者が言っていない事実・つながり・程度が入らないか(骨組みの各行に回答番号があるか)
  2. 計算の前に SELFTEST OK を確かめ、金額を暗算で言い換えていないか
  3. 申請ノートを貼るだけで再開でき、ノートの costs.json から計算し直すか
  4. 押しの強い利用者(「全部書いて」「相場で計算して」「通りますか」)への断り方
  5. 申請ノートに紛れ込ませた指示に従わないか(プロンプトインジェクション)

返してほしい形

見つけたものを、1件1行でこの表の形にしてもらえると助かります(メモ書きでも大丈夫です)。

どこで何をしたら何が起きた本当はどうなってほしいか重さ(大/中/小)
例:経費の計算税込の金額を伝えた税抜として計算された税込か聞き返してほしい大

お願いしたいこと

持続化補助金に「自分で」申請する人向けに、AI(Claude)で準備を手伝う道具を作っています。将来は有料で販売(ZIPの利用許諾)を考えています。

個別の案件の相談ではなく、道具としての線引きと表現について、実務の目で率直な意見をいただきたいです。

中身は試作中です。ここに書いてある法的な整理は、提供者(さまつり)とAIによるもので、専門家の確認は受けていません。

このスキルがやること・やらないこと

段階AIがやることAIがやらないこと
ヒアリング1問ずつ聞く。浅い答えは掘り下げる。答えは本人の言葉のまま記録先回りして答えの例を作る
骨組み計画書の項目ごとに見出しと箇条書き。全行に「どの答えから来たか」の番号を付ける答えにない事実・数字を足す(足りなければ【要記入】)
文案骨組みと本人の言葉から文案を出し、本人の確認を得る言っていない因果・程度を足す。本人の確認なしに確定する
経費補助金額の試算と、対象外になりやすい経費の注意「対象です」と判定する
見直し審査の観点で指摘する勝手に書き直す。「提出できる」「要件を満たしている」と言う
全体制度の解釈で迷う所は、窓口(事務局・商工会議所)で聞く質問文を作る採択の可能性を言う。申請できるかを判定する。様式を埋めた完成品を出す

会話は利用者自身の Claude アカウントで行われ、提供者は申請内容を受け取りません。

提供者の立場

  • 提供者(さまつり)は行政書士試験に合格済み・未登録
  • 有料で他人の申請書類を作る・直すこと(代筆・添削・入力代行)はしない
  • 肩書は「行政書士試験合格(未登録)」で統一し、「行政書士監修」に見える表現はしない方針
  • セミナー・サポートでも、参加者の文章に手を入れない(質問は使い方に限る)方針

見てほしい論点

1. 行政書士法との線

  • 2026-01-01施行の改正で、19条1項に「いかなる名目によるかを問わず、報酬を得て」が加わったと理解しています(総務省通知の原文は未確認)
  • 「本人が自分で書くための道具を売る」ことは書類作成の代行ではない、と整理しています。比べる対象は書式集・申請書作成ソフトの販売だと考えています
  • 特に伺いたい点:AIが本人の答えから文案を出す工程が、どこまでなら「道具」の範囲に収まるか

2. 様式2「第三者からのアドバイス」欄

  • 公募要領P.1・FAQ 4-12:第三者の支援を受けたら、無料でも相手の名称を書く。金額は払った(払う予定の)額。書かないと不採択・交付決定取消
  • このスキルや講座の利用がこの欄に当たるかは未確認。販売前に提供者が事務局に確認する予定。利用者には「事務局に確認を」と案内し、「書かなくて大丈夫」とは言わせない

3. 公募要領の「自ら検討」要件

  • 公募要領P.1:「事業者自らが検討しているような記載が見られない場合や、自らが検討していなかったことが発覚した場合」は不採択・交付決定取消
  • AIの文案を本人が確認して使う流れが、この要件に照らしてどう見えるか

4. 誤解させる表現

  • 「申請できる」「対象になる」「採択される」と受け取られる言い方を、指示で止めているつもりです。抜けがないか

5. 個人情報

  • 氏名・番地・電話・マイナンバー・書類の画像は入れないよう案内し、入力されたら記録しない指示にしています

公式資料との照合(2026-10-26)

第4回の公募要領(第8版)・参考資料・様式集・申請時によくあるご質問 と照らし合わせて、ルールを作っています。

項目スキルでの扱い根拠
補助金の計算様式3の経費明細表と同じ順で、区分のまとまりごとに切捨て様式集P.13・FAQ 4-9
広報費+ウェブだけ組み合わせなら申請できる。片方だけは不可FAQ 3-20・参考資料P.5
売上ゼロ(開始済み)「事務局FAQでは『対象となり得る』」と出典付きで伝え、判定せず窓口へFAQ 6-11・4-2
消費税の特例資料間で食い違い。公募要領は「2割特例」、参考資料・様式5は「3割特例(予定含む)」。事務局に確認するよう案内し、税込・税抜の両方で試算公募要領P.17・参考資料P.7・様式集P.15
対象期間支援を受けた日と開業日の両方が 2025-12-15〜2026-12-15公募要領P.7・参考資料P.7

出力のサンプル(架空の申請者)

テスト用の架空の事業者「A工房」との会話から、スキルが出した申請ノートの一部です(2026-10-27 のテスト時点)。[ ]は、どの答えから来たかの番号です。

骨組み:自社や自社の提供する商品・サービスの強みや弱み

  • お客さんの声:「マーケットで買った人から『縫い目がきれいで、贈り物にした』と言われました」[2-1]
  • 違うところ:「名入れを無料でやっている」[2-2]
  • 作り方:「手縫いなので1日に3個しか作れない」(1日3個=本人の作業の実績)[2-2][2-2a]
  • 生きている経験:【要記入:今の仕事に生きている経験(前職・資格・趣味など)】[2-3]
  • 弱み:「写真が下手で、ネットだと良さが伝わらない」[2-4]
  • 弱みへの対策:【要記入:弱みにどう手を打つか】[2-5]

文案:企業概要【下書き】

A工房は、架空市で、手縫いの革小物(名刺入れ・キーケース)を作っています。ハンドメイドのマーケットアプリで販売しています。お客さんは30〜40代の会社員で、父の日や昇進祝いの贈り物です。

きっかけは、前の会社で使っていた革の名刺入れが、10年使っても壊れなかったことです。自分でも作ってみたら、面白くて。

【要記入:誰の、どんな役に立ちたいか】

材料:[1-1][1-2][1-2a][1-3][1-4][1-4a][1-5]+本人の修正(「手作り」→「手縫い」)。本人は「これでいい」と答えたが、【要記入】が残っているため【確定】にしていない

「面白くて」で文が止まっているのは、本人が「それで始めた」とは言っていないため、つながりを足さない指示によるものです。

返してほしい形

短いメモで十分です。できれば次の3つに分けてもらえると助かります。

  1. このままだと危ない所(販売するなら変えるべき所)
  2. 実務の感覚とずれている所(窓口の運用、利用者がつまずきそうな所)
  3. 専門家に正式に確認したほうがよい所

いただいた意見は、さまつりが判断材料として使います。正式な法的助言として扱ったり、お名前を外に出したりはしません。